焚き火ブログ
2026/09/13
和柄のシェラカップはアウトドアでどう選ぶ?容量と形状で決める
シェラカップは、アウトドアの道具のなかでもとくに数が多い品目です。形も容量も価格も幅がありますので、どこを見て決めればよいのか分かりにくくなります。
当社は和柄の焚き火台をつくっている会社ですが、渦巻模様をロゴにしたシェラカップとマグカップも取り扱っています。その仕様を材料に、アウトドアで使うシェラカップを選ぶときの見どころを整理します。
作成者 富士ゴム化成株式会社 営業部/Holy Ground 会社概要
作成日 2026年9月13日 最終更新日 2026年9月13日 本記事は2026年8月時点の情報です 読了時間 約10分
アウトドアで使うシェラカップは、何から選びますか?
決めるのは容量と形状です。この2つが決まれば、候補はかなり絞れます。色や柄を見るのは、そのあとで構いません。
容量は「何を入れるか」から逆算する
飲みものを注ぐだけなのか、スープや汁物を取り分けるのか、計量カップを兼ねさせるのか。用途によって必要な容量は変わります。Holy Groundのシェラカップは、Mが約300ml、Lが約420mlという表記です。マグカップは200mlです。数字だけを見ると差は小さく感じますが、300mlと420mlでは、汁物をすくったときに縁までの余裕がどれだけ残るかが変わります。運ぶ動作が入る場面では、この余裕が扱いやすさに直結します。また、必要な量より少し大きいものを選ぶか、ちょうど収まるものを選ぶかでも扱いは変わります。大きいほうは余裕が出ますが、そのぶん荷物としてはかさばります。小さいほうは収まりが良い代わりに、注ぐ量に気を配ることになります。ここは正解が決まっている話ではなく、何を優先するかの選択です。
形状は「浅型か深型か」から見る
シェラカップには浅いものと深いものがあります。Holy Groundのシェラカップについて、公式サイトには一般的な浅型であり、手始めの一品としても、これまで使用していたものの買い替え品としても、違和感なく使えるという記載があります。浅型は口が広くなりますので、中身が見えやすく、洗うときにも手が入ります。一方で、同じ容量でも深型より水面の面積が広くなりますので、持ち運ぶときにはこぼれやすくなります。どちらが良いという話ではなく、座って使うのか、持って歩くのかという場面の違いです。Holy Groundのシェラカップは口径がφ123で、高さはMが44mm、Lが56mmという表記です。口径に対して高さが低い比率になっていますので、仕様の数値からも浅型であることが読み取れます。
Holy Groundのシェラカップは、どんな仕様ですか?
材質はステンレス(SUS304)、色はシルバーとブラックの2色です。寸法と重量は公式サイトの仕様欄に記載があります。
| 品目 | 寸法(mm) | 容量 | 重量 |
|---|---|---|---|
| シェラカップM | φ123×φ76×44H/取っ手 長さ46・指入れ20 | 約300ml | 77.5g |
| シェラカップL | φ123×φ94×56H/取っ手 長さ48・指入れ21 | 約420ml | 128.5g |
| マグカップ | φ79×φ62×68H/取っ手 長さ32・指入れ20 | 200ml | 63.5g |
出典:数値はシェラカップの商品ページの仕様欄の記載(2026年8月時点)。色はM・Lがシルバーとブラックの2色、マグカップがシルバーの1色です。
口径が同じで、深さが違う
表を見ると、MとLは口径がどちらもφ123で同じです。違うのは底の径と高さで、Mがφ76×44H、Lがφ94×56Hとなっています。つまり同じ口の大きさのまま、深さと底の広さで容量を変えている形です。口径が同じであれば、重ねたときの収まりが揃います。MとLを両方持つ場合でも、かさばり方が読みやすくなります。当社として重ねたときの高さを測定した資料はありませんので、具体的な数値をお示しすることはできません。底の径が違うということは、火にかけたときに熱を受ける面積も違うということです。Lのほうが底が広いぶん、同じ火力でも当たり方が変わります。ただし当社として加熱にかかる時間を測定した資料はありませんので、どちらが早いといったことは申し上げられません。
取っ手の「指入れの隙間」という数字
仕様欄には取っ手の長さだけでなく、指入れの隙間という項目が記載されています。Mが20mm、Lが21mm、マグカップが20mmです。この寸法は、指がどこまで入るかに関わります。手袋をした状態で持つ場面では、取っ手の長さよりもこの隙間のほうが効いてきます。焚き火のそばで使う道具は、素手ではない状態で扱うことが多くなりますので、数字として公開されているかどうかは判断材料になります。取っ手の長さはMが46mm、Lが48mm、マグカップが32mmです。マグカップだけ短くなっていますが、これは本体の口径がφ79と小さいことに対応しています。取っ手が長いほど熱源から手が離れますので、直火にかける前提であればこの数値も見る価値があります。
MとL、マグカップはどう使い分けますか?
分ける基準は、注ぐだけか、すくうかです。注ぐだけであればマグカップ、すくって取り分けるならシェラカップという分かれ方になります。
マグカップは高さで持つ
マグカップは高さ68mmで、3つのなかで最も背が高く、口径はφ79と最も小さくなっています。容量200mlに対して縦に伸びた形ですので、中身が冷めにくい形状といえます。ただし当社として保温性を測定した資料はありませんので、「冷めにくい」と断定することはできません。形状から読み取れる範囲までのお話です。
シェラカップは計量にも使える
公式サイトには、内側の目盛りで量カップとしてもご利用いただけるという記載があります。調理をする場面では、計量カップを別に持っていく必要がなくなります。アウトドアの道具は、1つで2つ以上の役割を持つものほど荷物が減ります。すくう、飲む、量るという3つを1つで済ませられるのであれば、持っていく品目の数がそのぶん減ります。目盛りがどの単位で刻まれているかについては、公式サイトに記載がありませんので本記事にも書いていません。実際の刻みは商品ページの写真か、お手元に届いた実物でご確認ください。
和柄がロゴになっているとは、どういうことですか?
側面に大きく柄を入れているわけではありません。渦巻模様をロゴとして配置しているという形です。道具としての形は変えずに、一点だけ和の記号を置いています。
陶器や焼物からとった渦巻
公式サイトには、和の心である「渦巻模様」をロゴにしており、陶器や焼物をイメージにしているという記載があります。当社の焚き火台は側面を和柄で切り抜いていますが、シェラカップは切り抜きができる構造ではありませんので、和の要素はロゴという形で入っています。柄そのものを主役にするのではなく、道具としての形はそのままに、一点だけ和の記号を置くという考え方です。
出典:渦巻模様に関する記載はシェラカップの商品ページより(2026年8月時点)。焚き火台の和柄については和柄に関する記事をご覧ください。
柄が控えめだと、他の道具と喧嘩しにくい
カップは食事のたびに手に持つものですので、視界に入る時間が長くなります。柄が大きいほど印象は強くなりますが、同時に他の道具と組み合わせにくくもなります。ロゴという形であれば、既に持っている道具と並べたときにまとまりを崩しにくくなります。黒い道具で揃えている方であればブラック、金属の質感を活かしたい方であればシルバーという選び方ができます。道具の数が増えるほど、この「揃える/外す」の判断が積み上がっていきます。一点ずつ決めていくほうが、結果としてまとまります。
焚き火台と合わせると、どう見えますか?
揃うのは色ではなく、質感と出所です。同じつくり手の道具を並べると、意図せずまとまりが出ることがあります。
黒で揃えるという考え方
Holy Groundの焚き火台は、φ450の大径モデルがマット黒(耐熱塗装300℃)、φ220の縦型モデルとオプションパーツが黒(耐熱塗装300℃)という表記です。シェラカップのブラックを選べば、色としては同じ方向に揃います。ただし塗装された鉄と、着色されたステンレスでは光の反射の仕方が異なりますので、完全に同じ黒に見えるわけではありません。当社として色の測定値を公開しておりませんので、見え方については実物でご確認ください。
焚き火のルールは場所によって異なります。直火の可否、薪の持ち込み、使用できる時間帯などは、利用されるキャンプ場や自治体の定めに従ってください。
シルバーを混ぜるという選び方もある
すべてを黒で統一すると、夜の焚き火のそばでは道具の輪郭が見えにくくなります。金属の地の色が残っているものが1つあると、炎の光を受けて位置が分かりやすくなります。マグカップはシルバーの1色ですので、そこだけ質感が変わることになります。これは欠点ではなく、暗い場所で手を伸ばす道具としては扱いやすい面もあります。
手入れと携行は、どうしますか?
材質はステンレス(SUS304)です。公式サイトには安全で丈夫な一品であるという記載があります。使ったあとに何をするかは、直火にかけたかどうかで変わります。
直火にかけたあとは、煤が付く
公式サイトには、焚き火やコンロ、バーナーでの直火調理や加熱を行っていただけるという記載があります。直火にかければ、外側には煤が付きます。これは道具が傷んだわけではなく、火にかけた結果として付くものです。落とすかどうかは好みによります。当社として煤の落とし方をご案内する資料はありませんので、具体的な手順をお示しすることはできません。ただし加熱直後は本体も取っ手も高温になりますので、冷めるまでは触れないようにしてください。
重量は3つ合わせても270g程度
シェラカップMが77.5g、Lが128.5g、マグカップが63.5gです。3つすべてを持っていっても269.5gという計算になります。公式サイトには、軽量で携帯性に優れているという記載があります。重量が公開されている道具は、荷物の総量を組み立てるときに計算に入れられます。数値が出ていない道具は、実際に量ってみるまで分かりません。持っていく品目を絞り込む場面では、この差が効いてきます。
シェラカップ選びセルフチェック(6項目)
当てはまるものにチェックを入れてください。個人情報の入力はありません。
当てはまる数を数えて、下の早見表をご覧ください。
当てはまった数でみる読み取り方
| 当てはまる数 | 読み取り方 |
|---|---|
| 0〜1個 | まず使う場面を決めてください。ここが決まらないと容量が選べません。 |
| 2〜3個 | 方向は見えています。容量と形状を先に決めると候補が絞れます。 |
| 4〜6個 | 条件は揃っています。商品ページの仕様欄で寸法と重量をご確認ください。 |
シェラカップ選びで、よくいただくご質問は?
仕様と使い方に関するご質問をまとめました。公開していない項目については、その旨をそのまま記載しています。
シェラカップとマグカップは、どちらを選べばよいですか?
公式サイトの仕様では、シェラカップは内側に目盛りがあり計量にも使える浅型、マグカップは高さ68mm・容量200mlの形状です。調理や取り分けを兼ねたい場合はシェラカップ、飲みものを持つだけであればマグカップという分け方になります。当社としてどちらが良いかを申し上げることはいたしかねます。
焚き火の直火にかけても大丈夫ですか?
公式サイトには、焚き火やコンロ、バーナーでの直火調理や加熱を行っていただけるという記載があります。ただし加熱後は本体も取っ手も高温になります。素手で触れない状態になりますので、扱いにはご注意ください。
色は何色ありますか?
シェラカップM・Lはシルバーとブラックの2色、マグカップはシルバー(ステンレス鋼色)の1色という表記です(2026年8月時点)。在庫の状況は各販売サイトでご確認ください。
渦巻模様のロゴには意味がありますか?
公式サイトには、和の心である「渦巻模様」をロゴにしており、陶器や焼物をイメージにしているという記載があります。それ以上の由来については公開しておりません。
価格はいくらですか?
公式サイトの商品ページには、シェラカップMが1,150円と1,300円、シェラカップLが1,450円と1,580円、マグカップSが1,100円と1,200円と表示されています(2026年8月時点)。2つの金額が併記されている理由は公開しておりませんので、実際にお支払いいただく金額は各販売サイトでご確認ください。
実物の仕様は、どこで確認できますか?
寸法、容量、重量、色。いずれも商品ページの仕様欄に記載しています。購入は各販売サイトからお願いいたします。
シェラカップの仕様を見る
寸法・容量・重量・色を仕様欄に記載しています。焚き火台やそのほかの商品も同じページからご覧いただけます。
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