ホリグラ

2024/04/25

経験がなくてもカッコつけられる!焚き火プロっぽさを出すためには?

8.荒魂と火吹き棒

焚き火の魅力は、その温かな炎や心地よい香りだけでなく、アウトドア愛好者たちが交わる場としての楽しさもあります。
焚き火上級者っぽさを演出するには、経験がなくてもできるちょっとしたテクニックや知識を駆使することが重要です。


ここでは、初心者でも上級者っぽく見えるコツを紹介します。

着火のポイントをマスターしよう

焚き火を始めるとき、着火は肝心です。上級者っぽさを演出するためには、素早く確実に火をつけることが求められます。
使う材料や燃やし方に工夫を凝らし、迅速な着火を心がけましょう。


火をつけるためには、良質の着火材が必要です。
着火材は乾燥していて燃えやすいものを選びましょう。
新聞紙、乾いた木の小枝、、さらには市販の火起こし用の製品があります。


▶︎焚き火の組み方

そして、火は酸素との反応で発生します。
着火材を配置する際に、空気が良く通るように工夫しましょう。


ちなみに、小枝や薪を十字に組むと、通気性が向上します。
薪はピラミッド構造に積み上げると、火が上へ伝わりやすくなります。
これ、大きな薪を下に、小さなものを上に配置すると効果的なんです。


また、焚き火の組み方には、「ティーピー(テント)構造」や「ログキャビン構造」など、複数の方法が存在します。
ティーピー構造では、着火材の上に枝や薪を三角錐の形に配置します。
これにより、空気が下から上に流れやすくなり、火が均等に広がります。


一方、ログキャビン構造では、2本の薪を平行に置き、その上に別の2本の薪を直角に重ねることで、安定した火の基盤を作ります。
これらの構造を理解し、場面に応じて最適な方法を選ぶことが、上級者の証と言えるでしょう。


また、薪同士が密集してしまうと、空気が十分に循環しづらくなります。
薪の間に少し隙間を作り、空気の流れを確保しましょう。

炭の使い方を学ぼう

焚き火台に炭を使うことで、炎を長時間維持しやすくなります。
上級者は適切なタイミングで炭を投入し、効率的に焚き火を楽しんでいます。炭の使い方をマスターすることで、上級者っぽさが増します。


炭は、木材と比べて長時間、均一な熱を提供します。
これは、料理をする際に特に有効で、食材をじっくりと美味しく調理することが可能になります。


また、火力の調整がしやすいため、経験が浅い方でも扱いやすい特性を持っています。
しかし、ただ炭を置くだけでは上級者とは言えません。その使い方には、いくつかのポイントがあります。


▶︎配置で火加減調整

炭を配置する際は、全体的に均一に敷き詰めるのではなく、熱のゾーンを作ることが重要です。
例えば、グリルの一方には多くの炭を置いて強火ゾーンを、もう一方には少なめにして弱火ゾーンを作ります。
このテクニックにより、食材に応じて火力を変えながら効率的に調理することができ、まさに上級者の技と言えるでしょう。

火のコントロールを意識しよう

焚き火を上級者っぽく見せるためには、火のコントロールが重要です。
火加減を調整し、理想的な高さや強さをキープすることで、上級者感を醸し出します。


▶︎火の調整の仕方

火力を上げるには、酸素供給を増やすことがキーです。
これは、薪を追加することや、火に向かって穏やかに息を吹きかけることで達成できます。
また、火の構造を意識し、空気の流れを良くすることも重要です。
一方で、火力を下げるには、薪の配置を調整して空気の流れを減らすか、火の一部を少し離してみるなどの方法があります。
経験がない初心者でも、これらの基本的なテクニックを覚えることで、焚き火の上級者らしいコントロールを実現できます。


▶︎風に注意

強い風が吹いている場合は、火の勢いが増すことがあります。
風向きを確認し、風が火に影響を与えないように薪の配置や風よけを考えましょう。


▶︎安全対策

また、緊急時に備えて、水を用意しておきましょう。
水は火を急速に消すのに役立ちます。


▶︎薪の種類や選び方を理解しよう

焚き火の薪にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特性があります。
上級者は状況に合わせて適切な薪を選び、効率よく焚き火を楽しんでいます。


薪の知識を身につけることで、上級者っぽさが増します。
ハードウッド(硬木)は長時間の燃焼と強い熱がだせます。
オークやヒッコリーなどが代表的です。


一方、ソフトウッド(軟木)は迅速な燃焼と炎の立ち上がりが特徴的で、スギやヒノキが一般的です。
フルーツウッドはりんごやチェリーなど、独自の香りが楽しめます。
ヒマラヤンスギは穏やかな香りでリラックス効果があります。


薪の選択は用途や好みにより異なり、それぞれがキャンプや焚き火の体験に特有の魅力を加えます。

焚き火台やグリルの使いこなし

焚き火台やグリルの使いこなしも、上級者感を演出するポイントです。
使いこなすコツは適切な火加減と調理時間をコントロールし、素材の風味を最大限に引き出すこと。
アウトドアの美味しさを引き立てながら、焚き火台やグリルを活用して楽しい食事のひとときを過ごしましょう。


また、アクセサリーや便利な道具も上手に利用し、快適で効率的な焚き火スペースを構築しましょう。


着火のテクニックや火のコントロール、薪やグリルの知識を磨き、周囲にアウトドアのプロ感をアピールしましょう。
楽しみながら上級者っぽさを追求すれば、焚き火がより一層魅力的なアクティビティになることでしょう。

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