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2024/09/29

「こんな風に作られる」キャンプ場ができる過程についてご紹介!

「こんな風に作られる」 キャンプ場ができる過程 についてご紹介!

こんにちは!

おしゃれな和柄の焚き火台メーカーのHOLY GROUNDです!


キャンプ場の開設は、夢のアウトドア体験を実現する素晴らしいプロジェクトですが、

しっかりとした計画と準備が欠かせません。


土地の選定からトイレの設置に至るまで、様々なステップが必要です。


ここでは、キャンプ場を開設する際のステップをご紹介します。



キャンプ場作りに必要な準備をご紹介!

キャンプ場を作るためには、以下のステップが必要です。


◆土地の選定・下見・取得

キャンプ場を作るにはまず土地が必要です。

自分が所有している土地や知り合いから譲ってもらう場合、初期費用を抑えられます。


新たに土地を購入する場合は、山林組合や地元の不動産業者に相談し、紹介を受けるのが良いでしょう。


また、山林の仲介や売買を行っているウェブサイト(例えば、山いちばや山林販売.netなど)で調査するのも一つの方法です。


◆土地のアクセスや状況、地域の規制の確認

キャンプ場を作る際は、アクセスや土地の状況、地域の規制や法律についても詳しく調査し、

下見を行うことが重要です。


土地に生えている木に価値があって高く売れる場合や、土壌汚染がひどくて住むのが難しい場合、

規制で水の引き込みができない場合など、さまざまな要因が考えられます。


また、万が一の災害に備えてハザードマップの確認もします。


◆木の伐採・草刈り・抜根の手順

土地を取得したら、その土地を開拓するために伐採や草刈り、抜根が必要です。

ただし、これには許可や認可が関わってきます。


1ヘクタール以上の土地で木を伐採する場合、知事の許可が必要です。


また、1ヘクタール未満の土地でも伐採や造林に関する届け出などの手続きが求められます。


◆整地と駐車場の作成

草刈りや伐根が完了したら、次は整地を行います。

キャンプサイトを設営する際に、地面が凸凹していたり、

傾斜があるとテントの設置が難しくなり、居心地も悪くなります。


そのため、多くのキャンプ場では土地を整地しています。


具体的には、ユンボ(パワーショベル)などを使用して地面を掘り返し、

平らにして高さを均一にする作業を行います。


キャンプ場が整ったら、次に駐車場の設置が必要です。


公道に長時間駐車するわけにはいかないため、専用の駐車スペースを作る必要があります。

「土地があればその辺に停めればいい」と思うかもしれませんが、

土のままだとえぐれたり、水たまりができたりします。


これを防ぐために、砂利を敷いて固めたり、

コンクリートで施工したりするのが理想です。


◆電気・水道工事

整地が完了したら、次に水道工事を行うのが理想です。

自然に近いキャンプ場で、沢や川が近くにあれば水道工事が不要な場合もありますが、

便利さを考えると水道の設置はおすすめです。


水道工事の方法は様々で、井戸を掘る、近くの水道管から引き込む、

または川や沢の水を利用するなどがあります。


山奥で完全に人里離れた場所の場合は、水脈を調べて井戸を掘るのが現実的な選択肢になるかもしれません。


また、電気工事も重要です。

電気がなくてもキャンプは可能ですが、

電気ポンプを使用した井戸、街灯、キャンプ場の事務所などが必要な場合は電気が便利です。

電力会社に連絡して電柱を立ててもらい、電気を引き込みます。


その後、分電盤を設置して、コンセントや街灯、ポンプなどに電気を供給します。


◆トイレの設置

トイレを設置することによって、女性やファミリーなど、

幅広い客層が安心して利用できるようになります。

キャンプ場で設置するトイレには、汲み取り式、簡易水洗式、本水洗式、バイオ式の4種類があります。


利用者にとって最も使いやすいのは、一般的な公衆トイレと同じ仕組みの本水洗式です。

ただし、本水洗式を選ぶ場合は、給排水工事が必要になります。


これらのステップを踏むことで、キャンプ場を作ることができます。

キャンプ場の運営には、規模に応じて多くの許可や届出が必要で、

専門的なノウハウが求められることをご理解いただけたでしょうか?

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